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たんぱく質 1日の目安 計算ツール
たんぱく質は1日に何グラム必要か。国の基準の範囲で、すぐわかります。選ぶのは3つだけです。
最終更新:2026年10月29日
入れると「体重1kgあたり」の目安も出ます。この数字は保存も送信もしません。
この計算機について
目安の範囲は、国の目標量(1日のエネルギーのうち、たんぱく質でとる割合の範囲。18〜49歳は13〜20%、50〜64歳は14〜20%、65歳以上は15〜20%)を、年齢・性別・動く量ごとの推定エネルギー必要量(平均的な体格の人が、いまの体を保つ量)に当てはめてグラムにしたものです。あわせて、推奨量(ほとんどの人が不足しない量。これを下回らない目安)も表示します。どちらも厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」の値です。
この範囲のどこかに入っていれば大丈夫、という目安です。ぴったり1つの数字を目指す必要はありません。体格が小さい人・大きい人では変わります。ここで出る数字は一般的な目安で、医師や管理栄養士の指導に代わるものではありません。
筋トレをしている人向けの「体重×2g」のような数字は出していません。国の基準の範囲の中で、動く量が多い人は上限側を目安にしてください。競技レベルで体を鍛えている方は、スポーツ栄養の専門家に相談してください。
たんぱく質の目安の計算方法
手で計算したいときは、この2つです。
下限(g)= 1日の推定エネルギー必要量 × 0.13 ÷ 4 (50〜64歳は 0.14、65歳以上は 0.15) 上限(g)= 1日の推定エネルギー必要量 × 0.20 ÷ 4
たとえば30〜49歳の女性で、動く量が「ふつう」なら、推定エネルギー必要量は2,050kcal。下限は 2,050 × 0.13 ÷ 4 = 約67g、上限は 2,050 × 0.20 ÷ 4 = 約103g。つまり「1日 67〜103g」が目安です。推奨量(女性50g)は、これを下回らない量として別に見ます。
| 年齢 | 推奨量(これを下回らない量) | 目標量(エネルギーに対する割合) |
|---|---|---|
| 18〜49歳 | 男性65g・女性50g | 13〜20% |
| 50〜64歳 | 男性65g・女性50g | 14〜20% |
| 65歳以上 | 男性60g・女性50g | 15〜20% |
食べる量が少なく、目標量の下限(13〜15%)で計算したグラム数が推奨量より少なくなるときは、推奨量を下限にします(国の表の注に沿っています)。
計算したあとの続け方
たんぱく質を足しやすい食材
| 食材 | 量 | たんぱく質(約) |
|---|---|---|
| 卵 | 1個(可食部50g) | 6g |
| 納豆 | 1パック(40g) | 7g |
| 木綿豆腐 | 100g | 7g |
| ヨーグルト(無糖) | 100g | 4g |
| 牛乳 | コップ1杯(200ml) | 7g |
| 鮭(しろさけ) | 1切れ(80g) | 18g |
| 鶏むね肉(皮なし) | 100g | 23g |
| ごはん | 1杯(150g) | 4g |
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」の「たんぱく質」の値から計算
よくある質問
たんぱく質は多いほどいい?
国の目標は、1日のエネルギーの20%までです。それより多いとり方は、長い目で見た安全性がまだ十分にわかっていないため、国も上限を置いています。腎臓の病気など持病のある方は、量を医師や管理栄養士に相談してください。
植物性だけでも足りる?
足りる量をとることはできます。大豆製品(豆腐・納豆・豆乳)、穀物、ナッツなどを組み合わせると、必要なアミノ酸をそろえやすくなります。1種類に偏らないのがコツです。
朝ごはんで不足しやすいのはなぜ?
パンやごはんだけで済ませると、たんぱく質が数グラムにとどまるからです。卵・納豆・ヨーグルト・牛乳のどれかを足すと、1食の目安に近づきます。くわしくはダイエットの朝ごはん、何から足す?で書いています。
プロテイン(粉)は必要?
食事で目安の範囲に入っていれば、必要ありません。食事でとりきれない日の補助として使うものです。使うときも、食事と合わせて国の目標量の上限(エネルギーの20%)を超えないようにしてください。
高齢の家族の目安は?
65歳以上は、目標量の下限が15%に上がります(国の基準)。年を重ねると、たんぱく質を少なめにとると筋力が落ちやすくなるためです。食が細くなってきた方は、まず推奨量(男性60g・女性50g)を下回らないようにし、持病がある場合はかかりつけの医師に相談してください。
気をつけたい方へ
- 腎臓の病気のある方は、たんぱく質の量を制限する場合があります。この計算機の数字ではなく、医師・管理栄養士の指示を優先してください。
- 糖尿病など持病がある方は、食事の量や内容を変える前に主治医に相談してください。糖尿病で腎臓の合併症がある方は、たんぱく質の量に制限がある場合があります。
- 妊娠中・授乳中の方、10代の方は、必要な量が多い時期です。ダイエットのために減らさないでください。
- もともとやせている方、医師に「やせ」と言われている方は、たんぱく質も食事全体も、減らす方向には動かさないでください。足りているかを見るためだけに使ってください。
- 65歳以上の方は、たんぱく質を減らしすぎると筋力が落ちやすい時期です。しっかり食べることを優先してください。
- 数字を気にするのがつらくなったら、いったん離れて大丈夫です。「もっと減らさなきゃ」と強く思うとき、食べたあとに強い罪悪感があるとき、食べた分を吐いたり運動で取り消そうとしたりするとき、食べ物や数字のことが頭から離れないときは、ひとりで抱えずに、医師(かかりつけ医・心療内科・精神科)や管理栄養士、摂食障害全国支援センター「診療連携・相談窓口」などに相談してください。
あわせて読みたい
出典
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」(たんぱく質の推奨量・目標量、推定エネルギー必要量)
- 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」