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基礎代謝・1日の消費カロリー 計算ツール
基礎代謝と、ふだんの生活で1日に使うカロリーの目安が、すぐわかります。摂取カロリーをどう考えればいいかも、あわせて見られます。
最終更新:2026年11月6日
入れた数字は、このページの中で計算するだけです。保存も送信もしません。
この計算機について
基礎代謝は、何もしていなくても、呼吸や体温を保つために体が使うエネルギーです。1日に使うエネルギーのうち、約6割を占めます。この計算機では、日本人の実測データから作られた国立健康・栄養研究所の式で計算しています。
1日の消費カロリー(国の言い方では推定エネルギー必要量)は、基礎代謝に、ふだんの動く量(身体活動レベル)をかけて出します。身体活動レベルの値は、厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」のものです。
どちらも推定の式なので、実際の値とは個人差があります。筋肉の量、体質、病気などで変わります。ここで出る数字は一般的な目安で、医師や管理栄養士の指導に代わるものではありません。
基礎代謝の計算方法
手で計算したいときは、この式です(体重はkg、身長はcm、年齢は歳)。
男性:(0.0481×体重 + 0.0234×身長 − 0.0138×年齢 − 0.4235)× 1,000 ÷ 4.186 女性:(0.0481×体重 + 0.0234×身長 − 0.0138×年齢 − 0.9708)× 1,000 ÷ 4.186 1日の消費カロリー = 基礎代謝 × 身体活動レベル
たとえば30歳・身長158cm・体重55kgの女性なら、
(0.0481×55 + 0.0234×158 − 0.0138×30 − 0.9708)= 4.958、× 1,000 ÷ 4.186 = 基礎代謝 約1,180kcal。
動く量が「ふつう」(1.75)なら、1,184 × 1.75 = 1日の消費カロリー 約2,070kcalです。
身体活動レベル(動く量)の値
| 年齢 | 低い | ふつう | 高い |
|---|---|---|---|
| 18〜64歳 | 1.50 | 1.75 | 2.00 |
| 65〜74歳 | 1.50 | 1.70 | 1.90 |
- 低い:生活のほとんどが座った状態
- ふつう:座る仕事が中心でも、通勤や買い物で歩く・家事・立ち仕事・軽い運動のどれかがある
- 高い:立ち仕事や移動が多い、または活発な運動の習慣がある
迷ったら「ふつう」を選んでください。多くの人はここに入ります。
年代別の基礎代謝の目安(国の値)
国の基準では、年代ごとの「基礎代謝基準値(体重1kgあたり)」と、その年代の平均的な体重(参照体重)から、基礎代謝の目安を出しています。
| 年齢 | 男性(kcal/日) | 女性(kcal/日) |
|---|---|---|
| 18〜29歳 | 1,490 | 1,130 |
| 30〜49歳 | 1,570 | 1,170 |
| 50〜64歳 | 1,510 | 1,120 |
| 65〜74歳 | 1,390 | 1,090 |
| 75歳以上 | 1,310 | 1,020 |
基礎代謝基準値(kcal/kg体重/日):男性 18〜29歳 23.7・30〜49歳 22.5・50〜64歳 21.8・65〜74歳 21.6・75歳以上 21.5/女性 22.1・21.9・20.7・20.7・20.7。表の値は、これに参照体重をかけたもの。厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
摂取カロリーは、どう決める?
計算で出た「1日の消費カロリー」は、いまの体を保つ目安です。摂取カロリーの考え方は、次の3つだけ覚えておけば大丈夫です。
基礎代謝は、食べる量の目標ではありません。「ここより下にはしない線」です。大きく減らすと、脂肪だけでなく筋肉まで減りやすく、続けること自体がつらくなります。くわしくは摂取カロリーの決め方で書いています。
よくある質問
計算サイトによって、基礎代謝の数字が違うのはなぜ?
使っている式が違うからです。よく使われる式には、国立健康・栄養研究所の式、ハリス・ベネディクトの式、国の基礎代謝基準値×体重などがあり、同じ人でも数十〜100kcalほど違うのはふつうです。日本人には、日本人の実測データから作られた国立健康・栄養研究所の式が合いやすいと報告されているので、この計算機ではこれを使っています。
体組成計に出る基礎代謝と違うのは?
体組成計も、体重や体の電気の通りやすさなどから推定した値です。測り方が違うので、数字が合わないのはよくあることです。どちらが正しいかより、同じものを使って変化を見るほうが役に立ちます。体組成計の数字の見方は体組成計の数字、どこを見る?で書いています。
基礎代謝より少なく食べると、どうなる?
体に必要な栄養が足りなくなりやすく、脂肪だけでなく筋肉や骨まで減りやすくなります。筋肉が減ると、使うエネルギーも減って、リバウンドしやすくなります。お腹がすいた状態が続くと、続けること自体がつらくなります。基礎代謝は、下回らない線として使ってください。
基礎代謝は、年齢とともに下がる?
国の基準値(体重1kgあたり)も、年代が上がるにつれて少しずつ下がっています。筋肉が減ることが理由の1つです。年を重ねてからこそ、食べる量を減らしすぎず、たんぱく質をとって体を動かすことが大切です。
基礎代謝を上げるには?
筋肉を保つ・増やすことが中心ですが、短い期間で大きく変わるものではありません。それより、ふだんの動く量(歩く・立つ・家事)を増やすほうが、1日の消費カロリーには効きやすいです。自宅でできる運動は自重トレーニングの始め方で書いています。
気をつけたい方へ
- 計算式は、健康な成人のデータから作られています。高齢の方や、体格が大きい方(肥満のある方)、病気のある方では、実際の値とのずれが大きくなることがあります。幅のある目安として見てください。
- 持病で食事の指導を受けている方、糖尿病の薬やインスリンを使っている方は、食べる量を減らすと低血糖になることがあります。自分の判断で減らさず、主治医に相談してください。
- 妊娠中・授乳中の方、10代の方は、必要な量が多い時期です。ダイエットのために減らさないでください。
- もともとやせている方、医師に「やせ」と言われている方は、ダイエットのために食べる量を減らす必要はありません。
- 65歳以上の方は、減らしすぎると筋力が落ちやすい時期です。減らす前に医師に相談してください。
- 月経が止まったり、何か月も来なかったりしたら、婦人科に相談してください。
- 数字を気にするのがつらくなったら、いったん離れて大丈夫です。「もっと減らさなきゃ」と強く思うとき、食べたあとに強い罪悪感があるとき、食べた分を吐いたり運動で取り消そうとしたりするとき、食べ物やカロリーのことが頭から離れないときは、ひとりで抱えずに、医師(かかりつけ医・心療内科・精神科)や管理栄養士、摂食障害全国支援センター「診療連携・相談窓口」などに相談してください。
あわせて読みたい
出典
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」(基礎代謝基準値・参照体重・身体活動レベル・推定エネルギー必要量)
- Ganpule AA, et al. Interindividual variability in sleeping metabolic rate in Japanese subjects. Eur J Clin Nutr. 2007;61(11):1256-1261(国立健康・栄養研究所の式)
- Miyake R, et al. J Nutr Sci Vitaminol. 2011;57(3):224-232(健康な日本人での、基礎代謝の推定式の比べ)
- 健康長寿ネット「エネルギー消費量の測定方法」(1日のエネルギー消費の内訳)