海外で話題の「ジャパニーズウォーキング」とは?3分+3分のやり方と研究でわかったこと
2025年の夏ごろから、海外の SNS で「ジャパニーズウォーキング(Japanese Walking)」という歩き方が話題になっています。「3分速く歩いて、3分ゆっくり歩く。これを30分」という、とてもシンプルな方法です。
名前のとおり、生まれは日本。ところが当の日本では、この呼び名を知っている人はまだあまりいません。この記事では、その正体と研究でわかっていること、今日からできるやり方を、やさしく整理します。
1. 正体は日本生まれの「インターバル速歩」
ジャパニーズウォーキングの正体は、信州大学の研究チームが考えた「インターバル速歩」という運動です。最初の研究が発表されたのは2007年。日本では、中高年の健康づくりとして、本や地域の講座で少しずつ広まってきました。
| 呼び名 | どこで | 中身 |
|---|---|---|
| インターバル速歩 | 日本(2007年の研究から) | 速歩きとゆっくり歩きを、3分ずつ交互にくり返す |
| Japanese Walking | 海外の SNS・ニュース(2025年ごろから) |
ジムも器具もいらない。きつすぎない。それでいて研究の裏付けがある。この「ちょうどよさ」が、運動が続かなかった人たちに受け入れられたようです。
2. 研究でわかったこと
最初の研究では、平均63歳の中高年246人が、5か月間、歩くトレーニングを続けました[1]。
くらべたのは、1日8,000歩を「ふつうの速さ」で歩いたグループ。そちらでは、ここまでの変化は見られませんでした。
その後、600人以上(679人・平均65歳)を対象にした研究でも、持久力が上がることが確かめられています[2]。
ポイント:大事なのは1週間の「速歩きの合計時間」。だいたい50分くらいまでは、多いほど効果が大きかったと報告されています[2]。毎日がんばらなくても、1週間で帳尻を合わせれば大丈夫です。
ひとこと:研究の参加者は中高年です。若い世代でも同じ割合で変わるとは限りません。また、ここで紹介した数字は筋力・持久力・血圧で、体重を減らす方法として確かめられたものではありません。
3. やり方:3分+3分を5回
用意するのは、歩きやすい靴とスマホのタイマーだけ。速歩きのときは、いつもより少し歩幅を広げて、腕を軽く後ろに引くと、自然とスピードが上がります。
4. 中道アレンジ:無理なく始めるコツ
いきなり30分は大変です。Middles がおすすめするのは、次の「ちょうどいい」始め方です。
- 最初は1〜2セット(6〜12分)から。慣れたら少しずつ増やす
- 速歩きは「ややきつい」まで。息が切れて話せないほどは上げない
- 買い物の行き帰りや駅までの道を、そのまま練習場所にする
- 1週間の速歩きの合計で考える。できない日があっても気にしない
無理をしない。でも、少しだけいつもより速く。それくらいが、続けるうえでちょうどいいバランスです。
5. 気をつけること
注意:血圧が高い方、心臓の病気がある方、膝や腰に痛みがある方、治療中の方、妊娠中や産後の方は、始める前に医師に相談してください。歩いている途中で胸の痛み・めまい・強い息苦しさを感じたら、すぐにやめましょう。
暑い日や寒い日は時間帯をずらし、水分もこまめにとってください。
6. まとめ
- 海外で話題の「ジャパニーズウォーキング」の正体は、日本生まれの「インターバル速歩」
- 速歩き3分+ゆっくり3分を5回、週4日が研究での目安
- 研究では、中高年の筋力・持久力が上がり、上の血圧も下がった
- まずは1セットから。「ややきつい」まで、無理はしない
次の散歩で、ちょっとだけ試してみてください。
「今日はどれくらい動けばいい?」を、AI にまかせる。FIT LOGIC
FIT LOGIC は、必要な項目を入力するだけで、AI が今日のトレーニング・食事・ケアを提案するアプリです。その日の体調に合わせて、無理のない量を出します。
- 歩く・軽く動くなど、今日できる運動を毎日提案
- 食事とケアもあわせて提案。あとは、こなすだけ
- 極端な制限は提案しない設計
- 月額 ¥1,680・年額 ¥16,800・3日間無料
あわせて読みたい:ウォーキングダイエット完全ガイド。歩数・速度・タイミングの正解
出典
[1]Nemoto K, Gen-no H, Masuki S, Okazaki K, Nose H. Effects of high-intensity interval walking training on physical fitness and blood pressure in middle-aged and older people. Mayo Clin Proc. 2007;82(7):803-11.
[2]Masuki S, Morikawa M, Nose H. High-Intensity Walking Time Is a Key Determinant to Increase Physical Fitness and Improve Health Outcomes After Interval Walking Training in Middle-Aged and Older People. Mayo Clin Proc. 2019;94(12):2415-26.
[3]Newsweek 日本版(2025-08-26)インターバル速歩の紹介/South China Morning Post(2025-08-15)What is ‘Japanese walking’
※この記事は一般的な情報で、診断や治療を目的としたものではありません。



